2013年12月16日月曜日

毛布、こたつ布団を支援しました

震災から3回目の冬を迎えています。
最初の二年間、皆様からのご支援を元に石油ストーブをはじめ
被災地で必要とされていた暖房器具をお届けしてまいりました。

時が経つに連れてそれぞれの方々の生活も変わり
一見普通の暮らしをされているように見えて
様々な問題をまだまだ抱えているというのが現状のように思っています。


活動当初から、「平等」ということをあまり意識し過ぎてしまうと、
「ここには支援して、あちらにはないのか?」と
結局何もできないという事になってしまうので
「できることを細やかに迅速に」
と考えて活動を続けてきました。

ここ一年、私たちのblogをインターネットで見つけた東北の方から
支援を求めるメッセージを数件いただいています。


今回、被災者の方々が集団で住まわれているみなし仮設で
同じ地域の方々を気にかけてくださっている方からの情報を元に
1人暮らしのご高齢者宅に、毛布とコタツ布団を支援いたしました。
(詳細は収支報告にて)



入居開始当初からいる方には支援団体からの
毛布や暖房器具の支給があったようですが
震災からだいぶ経ってから入居されたその方は
二枚の毛布(一枚はボロボロ)と薄いコタツ布団で
この冬を迎えられていました。

支援に対してお礼の電話をいただいたのですが
とても喜んでおられました。

私たちメンバーも東北の冬の厳しさは
ここ2年のうちで痛いほどわかっています。
個人個人に支援を行なうということについて
先にも述べましたように「他にも同じような境遇の人がいるのに」
という見方もあるかもしれませんが、
本当に困っている人も支援を求めづらく
われわれのような立場からもその困難が見えづらい中で
状況がわかれば都度できる限りの対応をしていきたいと思います。



このブログでの報告や、口コミがそういった
困っている方々の目にとまり情報をいただくことは
とても大切なことと認識しております。

これからも小さなSOSにもきちんと対応していきたいと思っております。

他にも「何か力になれることはないですか?」
とお声掛けいただいている方々がいて、
そのお言葉も本当に心強く感じています。
 
皆さまに支えていただきながら引き続き活動を続けて参りますので
今後ともよろしくお願いいたします。

東北ほっとプロジェクト 一同